発熱外来
発熱外来のご案内
発熱を伴う風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などを症状だけから判別することは非常に困難です。当院では発熱患者さんの診療を行う場として発熱外来を設置しております。

発熱外来診療体制について
患者様に安心して受診してもらえるよう、院内感染を防止するために、通常の診察室と別の場所で診療を行います。ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
検査について
- 当院の発熱外来は新型コロナウイルス感染症の抗原検査またはPCR検査は、約20分程度結果をご案内可能です。
- インフルエンザ、溶連菌、マイコプラズマ感染症についても、迅速診断が可能です。
- 必要に応じて積極的にレントゲン検査をお勧めいたします。
受診後の注意点
受診後、3~5日経過しても発熱が改善しないときは肺炎の可能性が高く、必ず再度受診をお願いします。
発熱外来診察の流れ
1.待合室と入場口が一般外来と異なるため、必ず事前に電話またはWEBにてご予約ください。
2.ご来院の際は、まず院外からお電話で連絡ください。スタッフが待合室までご案内します。
写真
※混雑時には、予約がある場合でも診察から処方まで1~2時間程度かかる場合があります。その際は、院外での待機をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。
3.診察終了後は、発熱外来診察室にてお会計を済ませていただき、そのままご退室となります。(お支払方法はこちらご参照ください)
インフルエンザ
インフルエンザの主な症状
- 発熱:37.8°C以上の高熱が続くことが多いです。
- 咳:乾いた咳が続くことが多いです。
- 筋肉痛:特に首や背中、脚の筋肉が痛むことがあります。
- 頭痛:強い頭痛が続くことがあります。
- 鼻水:鼻水が多くなることがあります。
- 喉の痛み:喉が痛むことがあります。
- 倦怠感:全身がだるく感じることがあります。
インフルエンザの治療
- 休養:十分な休息をとることが重要です。
- 水分補給:水分をしっかり摂ることで体を冷やし、症状を和らげることができます。
- 解熱剤:発熱や痛みを和らげるために、アセトアミノフェンなどの解熱剤を使用します
- 抗ウイルス薬:早期治療には、オセルタミビル(タミフル)やザナミビル(リレンザ)などの抗ウイルス薬が効果的です。ただし、これらの薬は早期に服用することが重要です。
インフルエンザ感染後の出席停止期間
- 子供が感染した場合、学校保健安全法で出席停止の期間が以下のように定められています。
「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」
※発症当日および解熱当日を0日目として計算する。

インフルエンザ感染後の出勤停止期間
- 感染した場合の出勤停止期間は、法律では定められていません。それぞれの状況や考え方で判断することとなりますが、会社の就業規則に定められている場合もありますので、所属長に確認するようにしましょう。一般的には、就学児の出席停止の基準である「発症後5日間が経過し、かつ解熱後2日間」を目安とし、少なくとも発症から5日間は出勤できないことが多いようです。
インフルエンザウイルスは発症前日から発症後5〜7日程度、他人にうつす力があることが知られています。
解熱しても体内でのウイルス排出はすぐには止まりません。
そのため「熱が下がった=もう大丈夫」と判断するのは早計です。
また、タミフルやゾフルーザなどの抗インフルエンザ薬を使用しても出勤時期は短縮されません。
症状は早く軽快しても、感染性は一定期間残るためです。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
新型コロナウイルス感染症の症状
-
軽症例:発熱、咳、咽頭痛、鼻水、倦怠感、頭痛、筋肉痛、嗅覚・味覚障害など
-
中等症例:呼吸困難、SpO₂低下、肺炎像の出現
-
重症例:急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、多臓器不全、ショック
-
後遺症(Long COVID):倦怠感、集中力低下、呼吸困難、嗅覚障害などが数週間〜数か月持続することがある
新型コロナウイルス感染症の診断
-
PCR検査:ウイルス遺伝子を検出する高感度検査。確定診断に用いられる
-
抗原検査:迅速診断に有効。発症後数日経過した症例で精度が高い
-
抗体検査:過去の感染歴確認に使用されるが、急性期診断には不適
-
画像検査:胸部レントゲン,CTで両側性すりガラス陰影が特徴的
新型コロナウイルス感染症の治療
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の治療は、症状の程度や基礎疾患の有無によって大きく異なります。そのため、当院では、軽症から中等症までに幅広く対応し、さらに患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療を丁寧に行っています。
軽症(発熱・咳・のどの痛みなど)の治療
まず、多くの方は軽症で経過するため、治療の中心は対症療法となります。具体的には、次のような治療を行います。
解熱薬・鎮痛薬による発熱や痛みの緩和
咳止め・去痰薬など、症状に応じた薬物療法
水分補給と十分な休養
このように、軽症の場合は自宅療養が可能です。しかし、症状が長引く場合や悪化が心配な場合には、早めにご相談いただくことをおすすめします。
中等症〜重症が疑われる場合の治療
一方で、呼吸苦や肺炎が疑われる場合には、より専門的な治療が必要となります。そのため、当院では速やかに連携病院へ紹介し、適切な治療につなげます。必要に応じて、以下の治療が行われます。
酸素投与
抗ウイルス薬(適応がある場合)
ステロイド薬の使用
合併症に対する治療
さらに、症状が急速に悪化することもあるため、早めの受診が非常に重要です。
重症化リスクのある方
また、以下の方は重症化しやすいため、特に早期の診察をおすすめします。
高齢者
糖尿病・心疾患・呼吸器疾患などの基礎疾患がある方
このような背景がある場合、軽い症状でも早めの相談が安心につながります。
受診の目安
次のような症状がある場合は、速やかな受診が必要です。
息苦しさ、強い倦怠感、高熱が続く
呼吸が浅い、会話がしづらい
水分がとれない、尿量が減っている
さらに、症状が判断しづらい場合や迷う場合でも、早めに医療機関へご相談いただくことが安全です。
新型コロナウイルス感染症の出席停止期間
- 子供が新型コロナウイルスに感染した場合、学校保健安全法で出席停止の期間が以下のように定められています。
「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」、つまり症状が軽快した日から2日目が出席可能日です.
※発症当日および症状軽快当日を0日目として計算する。

- 発症日(発熱や呼吸器症状有り)を0日とします。
- 「軽快」とは解熱剤を使用せずに解熱し、呼吸器症状が改善傾向にあること。
- 発症から10日を経過するまでは、マスクを着用を推奨。
新型コロナウイルス感染症の出勤停止期間
- 感染後の出勤停止期間は、法律では定められていません。それぞれの状況や考え方で判断することとなりますが、会社の就業規則に定められている場合もありますので、所属長に確認するようにしましょう。
- 学校における出席停止期間を参考にするのが一助かもしれません。